九州・宮崎
旅日記っつうよりか脱線しまくりの雑記だな、コリャ。
今回の九州はかつて住んでいた宮崎の延岡を訪問することと、高千穂に行くこと、それと久しぶりに読書三昧の時間を味わうという、時間を贅沢に使った旅をすることです。

毎度のことながら嫌になります。何がって、カメラの調子が悪いことです。

なので仕方なくレンズ付フィルムというとんでもバカチョンカメラで撮影した写真ばかりで、枚数も少ないありさまです。

さて、上の写真は東京駅から乗った寝台特急「富士」ですが、降りたのは中津駅です。なぜ中津で降りたのかと言うと。後続の特急「にちりん」に乗り換えるためです。なんとこの「富士」は私がグースカグースカ寝ていた夜中に大阪近辺でおきた信号機故障のため、30分以上も遅れていたのです。なのでこの先のどこかの駅で後続の特急「にちりん」に追い抜かれてしまうそうです。んで仕方なく中津で降りたわけです。本当なら終点の大分まで乗れたのに!

やってきた特急「にちりん」(シーガイアだったかな?)に乗り込んで、なつかしの街”延岡”を目指します。途中別府や津久見などの思い出の街を通り過ぎて・・・・

やってきました。延岡です。
何せん10年ぶりなのでほとんど記憶がありません。ただ、間違いなく新しくなっているようでした。(あたりまえか)ここからはちょいと遠いのでタクシーでかつての住居場所へ向います。五ヶ瀬川を渡り南延岡方面の出北町へ向います。

到着しました。
ここです。まだ建物が残っていたんですね〜。某企業の社宅(アパート)です。知っている人いたら黙っててね。私の親父の勤め先がわかろうてもんよ!このすぐ向こう側は旭化成の工場です。陸上で有名な選手がゴロゴロいるあの旭化成延岡です。

かすかに残る記憶とも違う風景にとまどいもあります。あの暑い夏に通った小学校はどうなっているのでしょうか。小学1年の下校途中、あまりの暑さにのどがからからに渇いて泣きそうになりながらトボトボ歩いていると、空き地一面に花が咲いているのを見つけてしばらく立ち尽くしていた記憶もあります。(とっとと帰って水飲めよ、って突っ込まないで)

それから別府にもどって温泉で1泊。猿で有名な高崎山は無視して高千穂に向います。再び延岡に戻り、高千穂鉄道(昔は国鉄日之影線だったのさ)で高千穂に向かいます。
話は変わって、最近日本史に興味を覚えて、邪馬台国が高千穂にあったという話はどうなのかななどと考えてしまう。そう言えば高千穂鉄道の駅にも「天の岩戸」とかあるんだよなあ。ちなみに天岩戸とはアマテラスオオミカミが隠れてしまったといわれる場所です。ん〜、これ聞いて女王の交代かな?と思ったのは私だけではあるまい。邪馬台国の卑弥呼だった女性が”いよ”という女性に女王の座を譲った?ことを表現しているのかな。古代史は判らない事が多いなぁ。だから面白いのだけど。
この左側にある駅があまのいわと駅です。その先の直線部分は鉄橋で、東洋一(だったかな?)の高い鉄橋で、列車が一時停止するのだ。いい仕事してます!高千穂鉄道!
終点「高千穂駅」
この後お宮参りしたり散策しました。って写真はなぜないんじゃ! と言わないで。フィルムが切れてしまいました。レンズ付フィルムも運悪く売り切れだったのさ!
帰りは高千穂鉄道の途中駅「日之影駅」で降りて温泉と食事を堪能しました。ここの温泉すごいです。何がってロケーションです。露天風呂もあるのですが・・・
駅のホーム隣に温泉が・・・
五ヶ瀬川の渓流まで拝めてすごい露天風呂
角度を変えて
ここぞとばかり、くたくたに疲れるまで温泉に入っちまいました! 座敷でしばらくくつろいで川魚料理を頂きました。美味かった。あっ、鮎! と思ってお店の人に聞いたら何と
鮎の解禁は再来週だねぇ
俺のばか〜。日にち確かめてこいよ〜。鮎食いそびれた。

さて、とりあえず今回の旅はこんなところですが、この後、知人に会ったり色々用事等があって九州をぐるりと周りました。この日は宮崎で1泊しました。

その後鹿児島を経由して特急「つばめ」で鳥栖まで行き、諫早に出ました。ついでに大好きな長崎の街を散策。
長崎駅前。赤いのは市電「蛍茶屋」行き
1泊してから用事で佐世保に行き、帰りはまた長崎に戻ってから寝台特急「さくら」に乗ります。帰りはちょっとせつなかったぜ。
寝台特急「さくら」長崎駅
この「さくら」すごいのは時間が贅沢に使えることです。夕方長崎を出発して東京に到着するのが何と、お昼(12時ちょい前)。普通朝7時ごろ到着する名古屋で新幹線に乗り換えて東京に行きます。そうすると確か朝9時ごろ東京に到着するからです。そしたらなんと、というかやはりというか、東京まで乗りとおした乗客は私だけでした。チャンチャン。





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